受注データの整理整頓のお供に Excel UNIQUE関数

UNIQUE関数の例 パソコンスキル身につけましょ!

どうもはぐです。

昨日所信表明のような記事を書きましたので、さっそく書いていきます。

鉄は熱いうちに打てというやつです。

今回紹介する内容

今回は、ExcelUNIQUE関数について紹介します。

なお、Office公式の紹介ページはこちら

実はこの関数、昔からあった関数ではありません。

私も最近やりたいことがあり、いろいろ調べた結果たどり着きました。

UNIQUE関数でできること

できることは、大きく分けて2つ。

  • 選択された範囲から、登場したデータをリスト化してくれる
  • 選択された範囲から、一度だけ登場したデータだけリスト化してくれる

この2つです。

あとは選択する範囲を「列」にするか、「行」にするか、ということだけ。

こんな風にしてくれます。イメージ図は下の画像を見てください。

UNIQUE関数の使い方例。はじめてのドラクエは3
初めてのドラクエは3

どんな時に使うといい??

たくさんのデータの中に、

IDが重複する可能性があって、

IDのリスト化ができない場合に、

便利な関数だと思います。

私は、先日受注データから日付ごとの受注傾向を調べるたくて、この関数を使用しました。

受注データから、

  1. 受注したお客様をリスト化して
  2. リスト化したお客様名を検索キーにして
  3. 日付ごとにグラフ化する

そんな流れで傾向を調べました。

今回のUNIQUE関数を使用したのは第1ステップですね。

受注データの例では、お客様名をあらかじめリスト化しにくいので、UNIQUE関数を有効に使えます。

例えば常連のお客様でも注文が今月はない、とか、全く知らないお客様からの注文が来る、等、常に受注するお客様リストが定まりません。

受注データの例 C列の重複した会社名をG列に抽出しています

逆に初めからリストが明確になって重複しないデータには、あまり使うメリットはないと思います。

例えば学校のクラスの生徒のリストは、あらかじめ決まっていますよね。

そうなっていれば、初めからそのリストを検索キーにしてしまえばよいと思います。

ただまあ、こういったデータ処理をするには、整ったデータを扱うことが前提です。

整ったデータにする考え方も、また書いていきたいですね。

UNIQUE関数の使い方

UNIQUE関数は、3項目設定するだけです。

なんでか関数のヒントがピンとくる表現ではないので、わかりやすく書きたいです。

配列

配列。いわゆる範囲を指定します。

まずは配列です。範囲を指定してあげます。

指定する範囲は、1列、または1行のみで指定してあげてください。

複数行、複数列に範囲指定してあげてもエラーにはなりませんけど、思ったようには動きません。

列の比較

列の比較と書かれるとわかりにくいです

ここが少し分かりにくいです。

UNIQUE関数に、どの範囲を選択したかを教えてあげる項目です。

要は

UNIQUE関数さん「お前が選択した範囲は、わし、他の列のデータと比較せなあかんの?」

という問いに対して、

はい(TRUE)/いいえ(FALSE)で答えていただくことになります。

配列で1列分を選択した場合、他の行と比較して出力してほしいので「FALSE」

配列で1行分を選択した場合、他の列と比較して出力してほしいので「TRUE」

頑張って慣れてくださいね。

頭こんがらがりますよ

回数の指定

レアキャラを登場させる、全員登場してほしいかを選びます

これはイメージつきやすいです。

全員登場してほしい時はFALSE、

1回しか出てこないキャラを出力してほしい時はTRUEを選択しましょう。

UNIQUE関数の使い方例。はじめてのドラクエは3
初めてのドラクエは3

終わりに

このようなHow to的な記事を始めて書きました。

いろいろご意見いただければと思います。

皆様のお役に立てれば幸いです。

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